転職回数が多い人の履歴書の書き方|職歴が書ききれないときの3つの方法

公開日 2026-10-16/更新日 2026-10-16

「8社も勤めたので、職歴の欄に入りきらない」「短かった会社は書かなくてもいいのでは」。転職の回数が多い人が、履歴書でいちばん手が止まるのがここです。

欄が足りないと、どこを削ればいいのか迷いますよね。削らなくても、行を減らす書き方があります。

書類を前に、どう書けばよいか迷っている人のイラスト

基本は会社を省かずに、書き方を変えて行を減らすことです。なお、応募先が「直近の◯社」のように職歴の範囲を指定しているときは、その指定に従ってください。この記事は、指定がないときの書き方です。記入例はすべて架空なので、自分の事実に置き換えて使ってください。

結論(3行で)

  • 職歴は、在籍が短かった会社も省かずに書きます。
  • 行が足りないときは「入社と退社を1行にまとめる」「仕事の中身は職務経歴書に書く」「学歴は高校入学から書く」の3つで収めます。
  • ポチレキの標準の履歴書は、学歴・職歴が15行を超えると、同じ会社の入社と退社を自動で1行にまとめます。

まず守ること:事実と違う経歴にしない

短い会社を黙って抜くと、職務経歴書や面接での説明と食い違います。事実と違う経歴を出したと受け取られることもあります。

行が足りないときにすることは、会社を省くことではありません。次の3つの方法で、同じ内容を少ない行に収めます。

方法1:入社と退社を1行にまとめる

いちばん行が減る方法です。ふつうは入社で1行、退社で1行を使います。退社を入社の行のかっこの中に入れて、1行にします。

入社と退社を1行にまとめる図。まとめる前は「2016年4月 株式会社○○ 入社」「2018年3月 株式会社○○ 一身上の都合により退社」の2行。まとめた後は「2016年4月 株式会社○○ 入社(2018年3月 一身上の都合により退社)」の1行。8社なら16行が8行になる

まとめた後の記入例(4社分。記入例は架空)

年 月 学歴・職歴
2016 4 株式会社○○ 入社(2018年3月 一身上の都合により退社)
2018 4 株式会社△△ 入社(2019年9月 一身上の都合により退社)
2019 10 □□株式会社 入社(2021年3月 契約期間満了により退社)
2021 4 株式会社◇◇ 入社
現在に至る
以上

8社に勤めた場合、入社と退社を別の行に書くと職歴だけで16行になります。1行にまとめれば8行です。

気をつける点は2つです。

  • 年と月の欄には入社した年月を書き、退社した年月はかっこの中に書きます。
  • 全部の会社を同じ書き方にそろえます。まとめた会社とまとめていない会社が混ざると、読みにくくなります。

方法2:仕事の中身は職務経歴書に書く

履歴書の職歴欄には、会社名と入社・退社だけを書きます。配属された部署や担当した仕事、実績は職務経歴書に回します。

「営業部に配属」「店長に昇格」まで1行ずつ書いていると、会社が多い人はすぐに行が足りなくなります。

職歴の最後の「現在に至る」の下に、次の1行を添えます。

詳細は職務経歴書に記載

これで読む人は「続きは職務経歴書にある」と分かります。履歴書は会社の一覧、職務経歴書は仕事の中身。役割を分けるのがコツです。

役割分担の図。履歴書は会社の一覧で、会社名と入社・退社だけを書き、最後に「詳細は職務経歴書に記載」と添える。職務経歴書は仕事の中身で、配属・担当した仕事・実績を詳しく書く

方法3:学歴は高校入学から書く

高校に進学した人は、高校入学から書く形が一般的です。中学校は書かなくて構いません。

高校に進学していない人は、中学校卒業など本人の最終学歴を省かずに書きます。応募先の様式に「中学校卒業から」のような指定があれば、それに合わせてください。

大学を卒業した人なら、高校入学・高校卒業・大学入学・大学卒業の4行です。学校名と学部・学科は、略さず正式な名前で書きます。

退職理由の書き方

退職の理由は長く書かず、決まった言い方を使います。

退職の理由 書き方
自分の都合で辞めた 一身上の都合により退社
会社の都合で辞めた(倒産、事業の縮小など) 会社都合により退社
契約の期間が終わった 契約期間満了により退社

今も勤めている場合は、最後の会社の行の下に「現在に至る」と書きます。職歴の最後には、右寄せで「以上」と書きます。

やってはいけない書き方

  • 応募先の指定がないのに、在籍が短かった会社を書かない
  • 在籍した期間を、実際より長く書く
  • 会社名を「(株)」と略す(「株式会社」と書きます)
  • 西暦と和暦を混ぜる(書類全体でどちらかにそろえます)

ポチレキで作るときの動き

ポチレキの標準の履歴書は、学歴・職歴の枠が15行です。行が多い人のために、次のように動きます。

  • 15行を超えると、同じ会社の入社と退社を自動で1行にまとめて印字します。 入力した内容は変わりません。別の行のまま印字したいときは、入力画面でその場で戻せます。
  • 1行が長いときは、その行の文字を小さくして収めます。 それでも入らないほど長いときだけ、その行の中で2行に分けます。
  • まとめても15行を超えるときは、行と文字を小さくして1枚に収めます。
  • 会社名が前後で違う行や、「入社(契約社員)」のように言葉を足した行はまとめません。間違ってつなげないためです。

まとめ

ひらめいた表情で指を立てる人のイラスト

会社の数が多いことは、書き方で十分に整理できます。まずは勤めた会社を古い順に書き出して、何行になるか数えてみてください。15行を超えそうなら、方法1から試すのがおすすめです。

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あわせて読むページ:履歴書の書き方、職務経歴書の書き方

イラスト:Loose Drawing(色を一部変更)。図は架空の記入例をもとに作成しています。

よくある質問

Q. 3か月で辞めた会社も、履歴書に書かないといけませんか?
A. 応募先の指定がなければ書きます。在籍が短い会社も省かずに書き、行が足りないときは、入社と退社を1行にまとめて行を減らします。応募先が職歴の範囲を指定していれば、それに従います。

Q. 入社と退社を1行にまとめるのは、失礼になりませんか?
A. 行が足りないときの書き方として使われています。全部の会社を同じ書き方にそろえると読みやすくなります。応募先の様式に記入例があれば、それに合わせます。

Q. 転職回数が多いとき、学歴はどこから書けばよいですか?
A. 高校に進学した人は、高校入学から書く形が一般的で、中学校は書かなくて構いません。高校に進学していない人は、本人の最終学歴を省かずに書きます。応募先の指定があれば、それに従います。

Q. 職歴が多くて、どうしても履歴書に書ききれません。
A. 履歴書には会社名と入社・退社だけを書き、「詳細は職務経歴書に記載」と添えて、仕事の中身は職務経歴書に書きます。ポチレキでは、枠を超えた分は行と文字を自動で小さくして1枚に収めます。

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